【初めてでも簡単】初心者向けのおすすめ観葉植物

観葉植物・苗

【超簡単】初心者向け観葉植物を元気に保つ3つのポイント

観葉植物を育てるためには3つのポイントに気を付けていれば、元気よく長持ちしてくれます。

日当たり

観葉植物は、原産地の気候や生え方に近い環境で育ててあげると、元気に育ちます。

その中で、日陰でも育つ性質のことを、【耐陰性】があると言いますが、初心者の方には耐陰性の高い植物がおすすめです。

耐陰性の高い植物は、日が当たりにくい場所でも育ちやすいので、部屋の真ん中や、マンションなどの日陰になりやすい玄関でも育ってくれます。

ただし、耐陰性があるとはいっても、植物は日を好むものが多いので、時々お日様を当ててあげるようにしましょう。その際に、耐陰性のある植物については、直射日光ではなくレースのカーテン越しにして、少し光を弱めてあげましょう。

水やり

水やりは、やりすぎも、やらなさすぎも植物にとってはNGです。植物の特性によって、頻度もおおむね変わってきますが、初心者には1週間くらいに1度くらいの水やりで大丈夫なものがおすすめです。

小まめに水やりを行う必要があるものから始めると途中で飽きてしまい、枯れさせてしまう事もあるので、最初は水やりの頻度がそんなに高くないものから始め、植物の世話を楽しめるようになってから、色々な種類のものに挑戦するのがおすすめです。

タイミングは土が乾いたら上げるようにします。

1回当たりの水の量は、鉢底から水が出てくるくらいに大量にあげましょう。鉢皿がある場合や、水が逃げないタイプの鉢カバーに入れている場合は、鉢底に溜まった水は捨てるようにしましょう。根腐れの原因になってしまいます。

最近は『SUSTEE』という水やりのタイミングを見える化した商品もありますので、こちらを使うのもおすすめです。


風通し

見落としがちなのが風通しです。置く場所は風通しがいいところを選びましょう。

植物は葉から水蒸気を放出します。風通しが悪いとこの水蒸気が植物の周囲にとどまりやすく、虫やカビが発生しやすくなってしまいます。

また、植物が育ってくると、枝葉が密集してしまい、風通しが悪くなってしまいますので、状況に応じて剪定してあげることも必要です。

風通しを意識すぎるあまり、冷暖房を直接あててしまうと、乾燥しすぎてしまい逆効果になってしまいますので注意しましょう。

【初心者におすすめ】育てるのが比較的簡単な観葉植物

ゴムの木

ひとくくりに『ゴムの木』といいましたが、実は色んな種類があります。

フィカス・ウンベラータ

別名『ハートカズラ』とも呼ばれ、かわいいハート形の葉がかわいい観葉植物です。

流通量も多く、とても人気の高い観葉植物の一つです。

窓から離れた明るめの場所でも育ちます。

寒さには弱いのでリビング等で育てるのがおすすめです。葉が大きいので、埃がたまりやすいの小まめに拭いてあげるようにします。

また、虫がつかないように、こまめに葉に水を霧吹きなどでかけるようにしましょう。

フィカス・ベンガレンシス

白い幹と、丸みを帯びた葉の形がかわいらしくインテリアグリーンとしてとても人気の高い植物です。

基本的には日光を好み、日照不足になると、光を求めて葉を光の方に向けて伸ばしていきます。

原産国のインドでは30mを越えるほど大きく育つ植物ですが、他のフィカス属の植物と比べ、成長が遅いので、見た目が変わりにくく、手間が少ないので初心者向きです。

葉に霧吹きなどで水を吹きかけると、葉の色つやがよくなり、害虫予防にもつながります。

フィカス・アルテシマ

ベンガレンシスと見た目がとても似ている植物です。

主に斑入りの葉をもつものがアルテシマで、緑のものがベンガレンシスとして区別されることが多いのですが、アルテシマの中でも斑が入っていない葉をもつものもあります。

葉に細かい毛がありざらざらしているとベンガレンシス、一方つるつるしているとアルテシマです。

生命力が強いので、育てやすい植物の一つです。

フィカス属は総じて葉に霧吹きを小まめにかけてあげることで、害虫予防につながります。

サトイモ科の植物

モンステラ

大きい葉に切れ込みが入った独特の葉形がとても人気の高い植物です。

耐陰性が強く、大きくなれば乾燥にも強くなるのでとても育てやすい植物です。

のちに紹介する『クワズイモ』と同様に、朝方葉に水が滴っていることがありますが、水孔(すいこう)と呼ばれる排水器官を葉に持っているためです。病気などではないので問題ありません。

ポトス

一口にポトスといっても葉の色や、成長の仕方など、色々なものがあります。

つる性の植物ですので、棒をたてて上に伸ばしてあげると、葉が大きく色も濃く育ちます。逆に下に垂らしながら育てると、葉は小さめで色が薄く育ちます。

天井から吊るしてツルが垂れている姿もおしゃれですが、上に伸びて立派な葉になった姿も海外ではとても人気があります。

また、水耕栽培などでも育ちやすいので、土よりも虫の発生リスクが低めなので、虫が苦手な方にはハイドロカルチャーなどを利用した水耕栽培もおすすめです。 

耐寒性は低めなので、寒いところを避けて配置しましょう。

クワズイモ

大きく広い葉をつけますが、それ以上に土から出ている根茎が特徴的な植物です。

日当たりがよく、風通しのよい場所を選んで配置してあげると元気に育ちます。

葉に霧吹きなどで水を定期的に吹きかけてあげることで害虫予防を行います。この場合、葉の表だけでなく、裏面にもしっかりと水をかけてあげるようにしましょう。

サンスベリア

別名『トラノオ』とも呼ばれ、約60~70種類もあると言われている観葉植物です。

マイナスイオンを放出し、空気清浄効果が高いことでも有名です。

乾燥にとても強く、耐陰性もあることから、出張が頻繁にあるビジネスマンにおすすめです。

しかし、蒸れには弱いので風通しには気を付けます。

また、成長がとても早く、株分けも比較的簡単にできるので、育ってきたら自分で株分けの入門編としてチャレンジしてみるのも面白いと思います。

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