【有機農業のススメ】自分で育てるからこそ安心安全な野菜を育てたいという方はオーガニック農園を始めるべき理由

人参 ネギ 観葉植物・苗

オーガニックとは

オーガニック (organic; [ɔːˈɡænɪk]; オーニク)は、「有機的な」、「有機物」を意味する英語。また、有機農業により生産された食料品も指す。

引用:wikipedia

つまり、有機と同じ意味になります。

ということで、【有機とは】

農薬や化学肥料に頼らずに、自然の恵みを生かした方法のことです。

オーガニックの根底にある考えは、自然のままの健全な食物連鎖を目指すところにあります。

この過程で、科学的な肥料や農薬、遺伝子組み換え技術などを避けるようになり、結果として『食品の安全性を高める事』に繋がります。

3つの危害要因

オーガニックが食品の案税制を高めることにつながる理由は、食品の安全が以下の3つの危害要因が一定以下に抑えられていることを指すことに由来します。

  • 物理的危害(異物混入など)
  • 生物的危害(細菌や虫の混入など)
  • 化学的危害(農薬や重金属など)

物理的危害と生物的危害についてはオーガニックかそうでないかに関わらず、各社で徹底された管理がされており、大差ありません。しかし、化学的危害について考えるのであれば、オーガニックが圧倒的に安全です。

オーガニックは使用する農薬だけでなく、加工時の添加物などについても、可能な限り科学的なものを使用しないことを目指しているからです。

しかし、オーガニックが安全性が高いとは言え、100%科学的物質を排除できているわけでは無い事は覚えておく必要があります。現代で化学物質を全く含まない食材にすることは不可能に近い事なのです。

『オーガニック』=『無農薬』ではない

『無農薬野菜』とは農薬を使用しないで作っている野菜ということになるかと思いますが、国の規定がなかったため、直接農薬を散布していなくても、土壌に農薬を使用していたりするケースも珍しくありませんでした。現在は誤解をまねく表示を国が禁止し、国が定めた規格に合致するものを『特別栽培』として表示するようになりました。

一方『オーガニック』は農薬を使っていないと思われたがちですが、化学的なものをなるべく排除するということであって、有機的な肥料や、無機物でも化学的でないものであれば使用することが可能です。つまり、土壌に野菜や果物が必要な栄養分が不足している場合は肥料を使えるので、おいしくしっかりした野菜が取れますし、化学的なもので無いので、安心安全なものが採れるということになります。

コンパニオンプランツを利用する

オーガニックで育てることは、家庭では難しいように感じるかもしれませんが、そんなことはありません。むしろ、自分や家族の口に入るものですから、安全なものを食べたい、食べさせたいと思っている方には、是非ご自身でもオーガニック農業にチャレンジしてみてください。

初めの一歩としておすすめなのが、『コンパニオンプランツ』と呼ばれる植物との寄せ植えです。

コンパニオンプランツとは

コンパニオンプランツ(または共栄作物、共存作物)とは、農学園芸学において、近傍に栽培することで互いの成長によい影響を与え共栄しあうとされる2種以上の植物の組み合わせ、またはそれらの植物のこと。コンパニオンプランツを2種類以上、近傍に栽培することを混植または混作と呼ぶ

引用:wikipedia

色々な組み合わせがあり、相性のよい組み合わせで植えることで、害虫対策になったり、おいしく育てたりすることが可能です。

ただし、組み合わせによっては、お互いに害を与えてしまう事もありますので、育てたい野菜にはどの植物があっているのかをしっかり調べてから寄せ植えを行いましょう。

コンパニオンプランツの代表例

  • マリーゴールドの根と独特のにおいが虫よけ効果がある
  • ハーブの香りには虫よけ効果がある
  • トマトとバジルを寄せ植えすると、水が少ないほうが成長するトマトに対して、水を好むバジルが余計な水分を吸ってくれるので、おいしいトマトが実りやすい …etc.

大規模農園になるとコンパニオンプランツに頼ることにも限界がでてきしていますので、むしろ家庭菜園ほどの小規模の農園の方が取り入れやすい手法です。

家庭にあるもので農薬代行

家庭菜園で化学農薬を使用したくない方でも、虫が苦手だからしょうがなく使用しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時はよくご家庭で見かける食品や調味料で殺虫剤代わりになるものがありますので、一度試してみてはいかがでしょうか。

家庭にある『お酢』ですが、実は特定農薬の一つであり、古くから農薬代わりに使用されてきたものです。

濃度によって効果が異なり、希釈して台風や豪雨などから回復させるための栄養剤に使用したり、高濃度で除草剤として使用することもあります。

乾燥への耐性を高める効果もあるとされており、乾燥からくるカビが原因で起こることもある『うどんこ病』対策にもなります。

にんにく・とうがらし

『にんにく』『とうがらし』には殺菌作用があり、防虫効果もあります。

両方とも成分が水には溶けにくく、酢やアルコールにに溶けやすい性質があるので、『酢』『にんにく』『とうがらし』を合わせることでさらに効果が高まります。

牛乳

アブラムシ対策で優秀なのが『牛乳』です。アブラムシは色々な病気を引き起こす原因になるので、数が少ないうちに対峙してしまう事がおすすめです。

そこで有効なのが『牛乳』です。牛乳を霧吹きなどで植物に吹きかけた際に白い膜が付着します。この膜がアブラムシを窒息死させるので有効です。しかし、雨が降ったり水やりを行うと白い膜が取れてしまうので注意しましょう。

有機肥料

有機肥料については、ホームセンターなどでも簡単に手に入ります。

そんな中でお勧めしたいのが『スーパーグアノ』です。


お使いいただいた方はこの肥料から戻れないと言われることがほとんでで、プロの農家さんで愛用している方がいるという事でも、効果が高い事がうかがえるかと思います。

使用量は規模にもよりますが、家庭菜園程度であれば500g~2Kgあれば、1シーズンたりるので、コスパの高い肥料となっております。

また、お子様が土を触ったりすることが多い、大型の公園でも導入実績があり、安心安全の部分でも信頼できるのが特徴です。

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