胡蝶蘭の花が終わった後も生きている
お花が長持ちすることで根強い人気を誇る胡蝶蘭。約1か月以上咲いていますが、それでも花の終わりは来てしまいます。
実は花が終わっても、株自体は50年以上とさらに長生きです。
花が終わった後、もしかしたら1~2か月後もう一度花が咲くかもしれませんよ!
胡蝶蘭の花が終わった後の育て方
終わった花は早めに摘む
胡蝶蘭の花は終わりころになると、しわが発生し、張りが無く、だんだんしぼんでくる様に萎れてきます。色も透けてきてしまうと最終段階です。
花が終わってしばらく放置しておくと、茎まで枯れてしまい、2度咲の各膣が低くなってしまうので、少し枯れてきたかなというくらいで早めに摘んでしまう事のがおすすめです。
花を摘むときは、花と茎の接点からハサミでカットします。他の花にふれると気づ付けてしまう事もあるので注意しましょう。
ハサミは消毒してから使用する
ハサミは火であぶったり、アルコール等で消毒してから使用します。最近はドラッグストアなどで簡単に消毒用アルコールが手に入るので、アルコールを使用するのがおすすめです。
切り口は雑菌が入りやすいので、消毒せずに使うと、ハサミに付着した菌が切り口から侵入し、茎が枯れやすくなってしまいます。
※火であぶった後の刃は高温になっている為、やけどに注意してください。
※アルコールは吹き付けるだけでは除菌効果が期待できません。吹き付けた後に、清潔な布やティッシュなどで拭いてから使用します。
花が終わったら茎をカットする
下から数えて3~4節目でカットします。この際もハサミは消毒してから使用するように心がけましょう。
もし、より長く胡蝶蘭を育てることを考えるのであれば、株に体力を残すために、根元から切る方法もあります。
温度・水やり・日光
温度
温度は通年10℃から20℃に設定するのが理想です。
水やり
水やりは15日~20日に1回。コップ1杯(約150cc)を株元にあげます。
花芽が出るまでは乾燥気味にします。
日光
明るいほうがいいものの直射日光を当ててしまうと、葉が焼けてしまい、胡蝶蘭にダメージを与えてしまいます。
レースのカーテン越しの光を与えてあげましょう。
さらにその後
前述したとおり、株自体は50年以上も生きます。
咲き終わった後、条件が整えば次の年も咲くこともあります。人によって毎年咲かせているという方もいらっしゃいますので、是非挑戦してみましょう!
処分方法
会社でいただく、胡蝶蘭は時にたくさん来てしまい、処分に困ってしまう事もあるかと思います。
廃棄する場合は各自治体の取り決めにそって正しく行いましょう。
また、最近は咲き終わった胡蝶蘭を回収して処分してくれる業者もあります。料金が少々高めな場合もありますが、大量にいただいた際は分別だけでも大変な場合もありますのでありますので、適切に処分できないようであれば、検討してみてはいかがでしょうか。
回収した胡蝶蘭は再度咲かせ福祉施設などに寄付されることもあるようです。SDG’sの観点からも利用してみてはいかがでしょうか。
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