ポインセチアってどんな花?
ポインセチアは、メキシコ原産のトウダイグサ科ユーフォルビア族の常緑性低木に分類されます。
温かい地域が原産なので、寒さらにはとても弱いので、通年室内で育てます。
また、通称クリスマスフラワーとも呼ばれるように、真っ赤な印象の強いポインセチアはクリスマスの装飾としても人気です。
ポインセチアの赤い部分は『葉』
ポインセチアの赤い部分を”花”だと思っていらっしゃる方が多いと思いますが、実は『苞』と呼ばれるもので、葉っぱです。
花は中央に集まった黄色い部分です。
赤い部分は、そのままだと緑色
実は赤い部分は、そのままだと緑色。まさに葉っぱのままなんです!
”苞”と呼ばれる部分が赤くなるためには日照時間が12時間よりも短くなることがカギになります。
この性質を利用し、クリスマス頃にお店に並んでいるものは10月頃から”単日処理”と呼ばれる作業を行います。
ポインセチアを12時間以上日が当たらなくするために、段ボールで囲って強制的に暗い環境を作り出します。
花言葉
- 祝福する
- 聖夜
- 幸運を祈る
- 私の心は燃えている
など花のイメージのようにクリスマスにぴったりな花言葉を持ちます。
ポインセチアの育て方
ポイント
なによりもポインセチアは寒さに弱いので、気温10度以下にならないように注意します。また、窓辺や玄関先は冷え込むことがあるので避けます。
暖房の風が直接当たると弱る原因となるので気を付けます。
水やり
乾燥気味に育てます。
冬季(11月~1月)頃の開花期は土が乾いたら、少な目に水を上げます。
これ以外の時期は土が乾いてから、たっぷり水を上げるようにします。この際に鉢底の受け皿にたまった水は毎回廃棄します。
家の乾燥状況にもよりますが、基本的には7日~10日くらいに1回程度の頻度で水を与えましょう。
日光
日当たりのいい場所を好みます。
直射日光だと葉が焼けてしまう事もあるので、レースのカーテン越しの光が当たる場所を選びましょう。
とはいえ赤だけではない
プリンセチア
最近は色んな種類のポインせチアが流通するようになりました。
その中でも特に人気なのが”プリンセチア”と呼ばれるピンクのポインセチアです。
プリンセチアはポインセチアとは別の花言葉があります。
プリンセスのような気品と可愛らしさを持っていることから『おもいやり』という花言葉を持ちます。
育て方は、赤いポインセチアと同様です。
クリーム色や斑入り等
色々なカラーバリエーションがあるので、ご自宅の雰囲気や、お好みの色を見つけて飾っていただくのがおすすめです。
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