クリスマスリース
コロナ禍で変わった生活様式ですが、クリスマスパーティも変化したものの一つと言われています。今までなら外でパーティが催されて参加したり、お友達同士でにぎやかに過ごしたりが当たり前のクリスマスでしたが、おうちで家族で過ごされる方も増えたようです。
これに伴って、おうちのデコレーションをこだわる方も増えてきました。そこで注目を集めているアイテムの1つがクリスマスリースです。
最近は一口にクリスマスリースと言っても、サイズや色味、材質まで様々なものが販売されていますので、あなたのお好みの商品を探すのも楽しいでしょう。
今回はそんなリースのルーツや意味をご紹介していきます。
クリスマスリースのルーツ
古代ローマ時代発祥
また、リースの起源はとても古く古代ローマ時代には存在したと言われています。
古代ローマ人は輪を頭に身に着けて、冠としていたようです。この冠は太陽の象徴と考えられており、当時特別な意味を持っていたと考えられています。
現代でもオリンピックでは月桂樹(ローレル)の冠をメダルと一緒に贈る風習が残っています。
常緑樹
その後、常緑樹で作られたものも出てくるようになります。これは【豊穣】【繁栄】などの意味を持ち、飾られるようになります。
キリスト教
さらに時代が進み、イエス・キリストが十字架に架けられた際にかぶっていた”茨の冠”を模して、ヒイラギを使ったリースをキリスト教でも飾るようになりました。これが現代のクリスマスで飾るクリスマスリースの原型とされています。
クリスマスリースの意味
そもそもリースとは
”葉や花などでつくられた輪上のもの”でその終わりのないその形から”永遠”の意味を持ちます。
リースは扉にかけて楽しむものですが”家族が出かけたら、永遠に途切れることなく、事故にあうこともなく、無事に帰ってこれる”という願いが込められています。
クリスマスカラー
定番のクリスマスカラーにも実は意味があります。ちなみにクリスマスカラーと言えば、”赤・緑・白”の3色を指します!
- 赤:キリストの流した血の色・神の愛。
- 緑:永遠・力強さ
- 白:純潔・純白
リースの素材
リースに使われる素材にもそれぞれ意味があります。
- もみの木(常緑樹):豊穣・豊作
- ひいらぎ:魔除け
- 松かさ、赤リンゴ:収穫・神への捧げもの
クリスマスリースとは
キリスト教として新年の始まりにあたる”クリスマス”に、豊穣や魔除け、家族の健康などの願いを込めたお守りのようなものがクリスマスリースです。良い年になりますようにと願う気持ちは万国共通の様です。
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