【お正月飾り】しめ飾りっていつからいつまで飾るのが正しいのか解説します。

しめ飾り お花

お正月飾りとは

お正月には『年神様』がそれぞれの家を訪れるので、おもてなしをするという風習が古くからありました。

『年神様』をおもてなしをするために使うのがお正月飾りです。

いくつか種類がありますが、それぞれ役割を持ちます。

門松

玄関前に飾る門松は年神様に、お越しいただくための目印だと言われています。

今では可愛らしいものもたくさんありますが、『松竹梅』という3つの縁起物を使って作ったものが一般的でした。

しめ飾り

しめ飾りは神様が宿る印として、家の門や玄関に取り付けます。神社につけてらているしめ縄も同様です。

一般的には松の内まで飾り、どんど焼きでお焚き上げしますが、地域によっては1年中つけるところもあります。

鏡餅

年神様は五穀豊穣の神様でもあり、穀物を使って作る鏡餅は神様へのお供え物として飾られます。

また、鏡餅が重なっているのは『円満に年がかさねられるように』という願いが込められています。

お正月飾りは飾る期間は?

いつから

最近は25日まではクリスマス飾り、26日頃から正月飾りでおうちを飾る方が多いようです。

暦上では『正月始め』とされる12月13日以降であれば飾ってもいいとされています。

18日、28日は末広がりの8があるので縁起がいい日、30日は切のいい日、また大安など縁起を担いで飾る日を決めているご家庭も多いようです。

ただし、29日は『二重苦』と読めるので、31日は『一夜飾り』となってしまい葬儀と同じになってしまうので縁起が悪いとされているので避けるのが吉。

いつまで

『松の内』まで飾っておくのが一般的です。

ちなみに地域によって松の内とされている期間が違うので注意しましょう。

〇松の内の期間〇
関東・東北・九州などのほとんどの地域:1月7日まで
関西を中心とする地域:1月15日

片付け方

お正月飾りを外したら、地域のどんど焼きに持っていきます。

もし、どんど焼きに追っていけない場合は、塩でお清めし地域の分別ルールに合わせて廃棄します。

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