今回は、初めてお花を楽しむ方に向けて、生花の切り花を長く楽しむためのポイントを紹介します。お花があるだけで、お部屋がパッと明るくなりますよね。そんな素敵な空間をもっと長く楽しむために、ぜひ参考にしてください!
お花を長く楽しむための基本
1. 水と茎を清潔に保つ
お花の生命線は水です。切り花を花瓶に生ける時、水の清潔さがとても重要です。
- 水を毎日替える: 毎日新鮮な水に取り替えることで、バクテリアの繁殖を防ぎます。水が汚れると、お花が水を吸い上げにくくなってしまいます。
- 花瓶を清潔にする: 花瓶の内側もこまめに洗いましょう。洗剤を使ってしっかり洗うと、さらに効果的です。
2. 涼しい場所で管理する
お花は涼しい場所が大好きです。暑さには弱いので、次の点に気をつけましょう。
- 直射日光を避ける: 直射日光に当たると、お花がすぐにしおれてしまいます。カーテン越しの柔らかい光が当たる場所がベストです。
- エアコンや暖房の風を避ける: 夏はエアコンの風が直接当たらないようにし、冬は暖房の近くに置かないようにしましょう。
3. 水を吸い上げやすくする
お花が水をしっかり吸い上げられるように、茎の切り口を工夫します。
- 茎の切り口を斜めにカット: 斜めにカットすることで、茎の表面積が広がり、水をたくさん吸い上げられます。カットする時は、水の中で切るとさらに効果的です。
- 切れ味の良いハサミを使う: 切れ味の悪いハサミで切ると、茎が潰れてしまい、水の吸い上げが悪くなります。鋭いハサミを使って、スパッと切りましょう。
4. 延命剤を使う
延命剤を使うことで、お花の寿命を延ばすことができます。
- 市販の延命剤を使用: 花屋さんやホームセンターで売られている延命剤を使うと、お花に栄養を与え、細菌の繁殖を防ぐことができます。使用方法は商品に記載されているので、それに従いましょう。
花束やブーケの保存のコツ
特別な日にもらった花束やブーケを長く楽しむためのコツも紹介します。
1. 早めに生ける
花束やブーケを受け取ったら、できるだけ早く花瓶に生けましょう。
- ラッピングを外す: ラッピングがついたままだと、お花が呼吸しにくくなります。優しくラッピングを外してあげてください。
- 水揚げを行う: 上記で説明した通り、茎を斜めにカットして、水揚げをしっかり行います。
2. アレンジメントの場合
アレンジメントの場合は、吸水フォーム(オアシス)を使っています。
- オアシスを乾かさない: 吸水フォームが乾いてしまうと、お花が水を吸えなくなります。定期的に水を足して、常に湿っている状態を保ちましょう。
生花の長期保存方法
お花をもっと長く楽しむための方法もあります。
1. ドライフラワーと押し花
生花を乾燥させる方法です。ドライフラワーは立体的に、押し花は平面的に保存できます。
- ドライフラワー: 花を逆さに吊るして、風通しの良い場所で自然乾燥させます。色が褪せにくい種類を選ぶと、きれいに仕上がります。
- 押し花: 花を新聞紙やティッシュで挟み、重しを乗せて平らに乾燥させます。しおりやカード作りにぴったりです。
2. プリザーブドフラワー
特殊な加工で長期保存が可能なお花です。
- 加工の手順: 専用の液体に漬けて、水分を抜き、保存液を吸わせます。美しい状態が長く続くので、特別な思い出を形に残すのに最適です。
3. 専門店での保存加工
高品質な仕上がりを求めるなら、専門店での加工もおすすめです。
- プロの技術: 自分では難しい加工も、専門店なら安心して任せられます。特に大切な花束やブーケは、プロにお願いするのが確実です。
以上が、生花の切り花を長く楽しむためのポイントです。お花のある生活を楽しんで、心地よい空間を作ってくださいね!
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